2年ほど前から声をかけてもらい
いつか一緒に仕事したいなぁと話していた
大工育成塾の同期と
2年越しにお仕事をする機会を得られました。
滋賀の工務店さんで、どのお家も手刻み、伝統工法をメインにお仕事をされ、今回、京都祇園のとある名家でのリフォーム工事の一部分を触らせていただきました。
お茶室の仕事では、壁の板張り、1本1本を手作りによる鉄釘「和釘」や竹釘等をお目にかかれました。
板塀の製作も手刻みで
柱1本にも上質な桧を使用しています。
独立した塀でも込栓等でしっかり効かせることで、グラつきも少なくすることができます。
下地を終え、板を張りました。
杉の赤身がキレイ並びます。
これほどの良材も滅多にありません。
ただ並ぶだけで美しい
表入口の方は、京都によく見る形の塀です。
こちらも手の込んだ仕事をさせていただきました
釘はさらに上の和釘を使用し
釘を打つのに当て木をするという
最大級に気を遣う作業です
このような仕事にご縁をいただけるのもありがたく
そしてやはり父とまた共に仕事ができるようになったからこそ、多くの経験にと踏み込む判断ができました。
新たな縁と、幸せな環境に感謝です