「土とにがりと石灰と」
日本の伝統の土間「三和土」(たたき)です
モルタルやコンクリートを使わず、土を叩き締めて固める土間です。
土でできているため、空気の流れも遮らない。
土壌を悪くせず、自然に還る最高の仕上げです。
環境への良さもさることながら、この風合いが特に心地良いです。
今回仕上げていただいた、庭師である「松葉舎」の小松さん。
歳も私と近く、同じ日本の伝統のお家を愛する同志です。
特に石を使った作庭がお得意で、玄関入口の溝も見事な仕上がりです!
浮いたような石の納まりも、工夫や試行錯誤で現場に合わせてくださる応用力。
相当な方で、たくさん刺激をいただきました。
見切りの瓦は、大阪の泉州瓦の古材利用
壁の板は、このために三角焼きをしていただいた滋賀の焼杉
石は奈良の十津川村のチャリ石
敷石には京都の民家の古材利用
そして目に見える柱等は大阪の山から
本物の地産地消を目指し、近場のもので作り上げた渾身の坪庭です!