モデルルーム ―坪庭②―

 

「土とにがりと石灰と」

 

日本の伝統の土間「三和土」(たたき)です

モルタルやコンクリートを使わず、土を叩き締めて固める土間です。

土でできているため、空気の流れも遮らない。

土壌を悪くせず、自然に還る最高の仕上げです。

環境への良さもさることながら、この風合いが特に心地良いです。

今回仕上げていただいた、庭師である「松葉舎」の小松さん。

歳も私と近く、同じ日本の伝統のお家を愛する同志です。

特に石を使った作庭がお得意で、玄関入口の溝も見事な仕上がりです!

浮いたような石の納まりも、工夫や試行錯誤で現場に合わせてくださる応用力。

相当な方で、たくさん刺激をいただきました。

見切りの瓦は、大阪の泉州瓦の古材利用

壁の板は、このために三角焼きをしていただいた滋賀の焼杉

石は奈良の十津川村のチャリ石

敷石には京都の民家の古材利用

そして目に見える柱等は大阪の山から

本物の地産地消を目指し、近場のもので作り上げた渾身の坪庭です!

 


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