工務店と大工の違い|大工が営む工務店に家づくりを頼むということ【大阪】
「工務店」と「大工」は何が違うのか、家づくりを考えている方に向けて、役割の違いを分かりやすくお伝えします。大工から始まった大阪・住之江区の仮谷工務店が、大工が営む工務店に頼む良さと、頼む前に確かめたいことをご紹介します。
目次
家づくりを考え始めると、「工務店」と「大工」という言葉が出てきます。
どちらも家を建てる人のように思えますが、役割は少し違います。
大阪市住之江区の株式会社仮谷工務店は、大工から始まった工務店です。
この記事では、工務店と大工の違いと、大工が営む工務店に家づくりを頼むということを、弊社の仕事を例にお伝えします。
工務店と大工の違い
工務店は、家づくり全体を請け負う会社
工務店は、お客様と契約を結び、家づくり全体に責任を持つ会社です。
設計や申請、工程の管理、大工・左官・設備などの職人さんの手配、引き渡し後の対応まで受け持ちます。
大工は、木で家の骨組みをつくる職人
大工は、柱や梁を組んで家の骨組みをつくり、床や天井、造作家具まで、木の仕事を受け持つ職人です。
家の形と強さを決める中心の仕事です。
違いをまとめると
- 工務店:家づくり全体の窓口となり、契約と責任を持つ
- 大工:現場で木の仕事をする職人
工務店の中には、大工を社内に抱えているところもあれば、外部の大工さんに工事をお願いしているところもあります。
大工が営む工務店 ― 弊社の場合
弊社の代表は、個人の大工として仕事を始めました。
2010年に開業し、2021年に法人化して株式会社仮谷工務店になりました。
代表は二級建築大工技能士の資格を持ち、国家プロジェクト大工育成塾の修了生です。
今は専属の大工4人とともに、現場に立っています。
打ち合わせで話をした大工が、そのまま現場で家をつくるので、ご要望が現場まで伝わりやすくなります。
手刻みと伝統構法
弊社では、柱や梁の継手・仕口を、大工が手で刻む「手刻み」を大切にしています。
木の癖を見て、適材適所に使うことができるのは、手刻みの良さです。
金物に頼りすぎず、木と木を組んで家を支える伝統構法にも取り組んでいます。
→ 伝統構法について

床はもみの木、仕上げまで大工の仕事
床にはもみの木を、柾目・浮造り・無塗装の床板で張らせていただいています。
棚や収納、建具などの造作も、大工が現場に合わせて1つ1つつくります。
工務店に頼む前に確かめたいこと
- 誰が工事をするか:社内の大工か、外部の大工さんか。
- 現場を見せてもらえるか:工事中の現場や、建てた家を見せてもらえると安心です。
- 見積もりの中身:「一式」ばかりでなく、項目ごとに分かれているか。
- 引き渡し後の対応:保証の内容と、何かあったときの連絡先。
工務店とハウスメーカーの違いについては、工務店とハウスメーカーの違いでご紹介しています。
モデルルームとご相談
住之江区北加賀屋の本店兼モデルルームは、古家を弊社の大工が石場建てで改修したものです。
もみの木の床とスピンオフの壁を、実際に体感していただけます。
新築もリフォームも、大工に直接ご相談いただけます。
ご相談・見学のお申し込みはお問い合わせフォームから、お急ぎの方はお電話(090-5059-8721/9:00〜17:00)でどうぞ。
工務店と大工のよくある質問
Q. 大工さんに直接、家づくりを頼むことはできますか?
A. 弊社の場合は、代表と大工が直接お話をうかがいます。契約は工務店として結ばせていただき、設計から施工まで一貫してお受けします。
Q. 手刻みと、工場で加工するプレカットは何が違いますか?
A. 手刻みは、大工が木を1本ずつ見て、癖に合わせて刻みます。伝統構法の木組みには、手刻みが欠かせません。
Q. リフォームも大工に頼めますか?
A. はい。床の張り替えや一室のリフォームから、古家の改修までご相談いただけます。